DIY木材塗装の仕方-やすり編-

日記の表示モードを日記モードからブログモードに替えたんですがそうするとなぜか以前の記事でコメントが表示されない状態に・・・
スターまでも表示されない記事があったりします。
どうも日別に付いていたスターやコメントが記事別になってしまってどこに表示すればいいか分からない状況になりそれが表示されなくなったようです。
でもちょっといろいろ日記モードじゃ不満があったので残念ながらこのままで行きます。
ってことでコメントやスター付けていただいた方々、本当にすみません。今後はこれで固定します。


さて、そんなわけで今日は「DIY木材塗装の仕方-準備編-」の続きヤスリ掛け編です。

ヤスリ掛けをする前に

今回は塗装の仕方ということで木材についてなどは詳しく触れませんのでここで簡単に書いておきます。
ホームセンターなどに行くとたくさんの種類の木材があると思います。
板の厚さや大きさなどは何を作るかによって大きく左右されますがひとつ共通の違いがあります。
それはかんな掛けされているかどうか。
木材の表面を触ってみれば分かるのですが、ザラザラしているかつるつるしているか。かんなが掛かっていればつるつるしているのでヤスリ掛けも楽になります。
その分金額的に高いものも多くなってきますが。

私の初心者にお勧めの木材は「集成材」と呼ばれる小さな木を圧縮してひとつの板に加工されているものです。
今回もこれを使っています。


これです。
これは赤松の集成材なのですが赤松はパインなどに比べずっと安いのでおすすめです。
集成材の利点はとにかく表面がきれいなこと。
これだけ綺麗ならヤスリ掛けがちょっとで済みます。ヤスリ掛けというのは出来上がりにとても影響する作業なのでそれをだいぶ短縮できますのでとてもいいです。
これで購入時にホームセンターでカットしてもらえば軽くヤスリで整えて後は塗るだけ。
ものすごくDIYの敷居を下げてくれるので超おすすめです。

ヤスリ掛けの極意

私の中でヤスリ掛けは家具などをDIYで作る上で一番重要な作業と考えています。
目標は「ほっぺたをスリスリできる位の仕上がり」を常に目指してやっています。
というのも、ヤスリ掛けをきちんと出来ていないものは家具として使用できない場合があるからです。
例えばかんなもかけられていないとげがいっぱい出ているような木材を強引に机に加工したとしましょう。
色も強引に塗ったとしましょう。
実際それを使ってみたら・・・間違いなく手にいろいろ刺さりまくって使いものになりません。
どんなに考えられた構造でおもしろいものを作ったとしてもとげ刺さればもうすべてが台無し
そもそもとげだらけの木材に色を塗ろうとしてもうまく塗れないはずです。
このヤスリ掛けという行程を無視してはせっかく苦労して家具を作ったって無駄になってしまうわけです。

なので触っても安心、むしろさわり心地がよいすてきな家具を目指し「ほっぺたをスリスリできる位の仕上がり」を心がけましょう。

道具の選び方

前回もちょろっと触れましたがヤスリについてです。
種類としては紙ヤスリと金属ヤスリがありますが、紙ヤスリ(サンドペーパー)で掛けていきます。
金属やすりは木材の表面をつるつるに仕上げると言う意味では粗くて向いていないので紙やすりを使います。


紙ヤスリには番数があります。
目が粗いほど小さい番号で細かくなるほど大きい番号になります。
かんなが掛かっていなくてとげが多めの木材の場合粗めの80番程度からかけてみると良いでしょう。
80番→120番→240番
くらいの感じでかけていくのがいいですね。粗いものから徐々に細かいものに変えて行きましょう。
反対にしてしまうと効果が出ません。
かなり粗い木材の場合80からかけますが今回使った集成材のような綺麗なものの場合120番と240番だけで十分でした。

紙ヤスリホルダーを使おう

実際に掛けるときは是非ホルダーを購入して使ってみてください。
どういしても無いときは角材に紙ヤスリを巻き付けて均一に力が入るようにして掛けますが、ホルダーがあるだけで全然違います。
ヤスリがずれたりしないので勢い良く掛けることが出来て超便利です。
私はこの写真のような裏面がシールになっていて固定できるロールタイプのやつを愛用しています。

こういうタイプもあります。

 【タジマ】 ヤスリホルダー75 (YH-75)

 【タジマ】 ヤスリホルダー75 (YH-75)

価格:1,247円(税込、送料別)

このタイプは脇にクリップがついていて市販のサンドペーパーをはさむだけ。
私の持っているロールタイプはやすり自体も高めなのでコチラのほうが安くつきます。

実際に掛けてみよう

出来るだけ木目に沿った一定方向に掛けていきましょう。
粗い木材などは木目と反対に掛けるとぼろっと繊維を崩して穴をあけてしまうことあったりします。
木目に沿って一通り掛け終わってから次の番数を掛けます。
上で240番が最後と書いてありますがもちろんもっと綺麗になめらかにしたければ300番・400番とやっていってもいいです。1000番くらいまでなら大抵ホームセンターでもにおいてあるはずです。
根気強く掛けましょう

注意する点

ヤスリを掛ける上でもっとも注意しなければいけないのはヤスリ掛けで出てくるです。
この粉は放っておくと大変恐ろしいものなんです。
なぜかというとシロアリの大好物。屋内でも屋外でもヤスリ掛けをした後はそのままにせず必ずきれいにほうきなどでとってゴミの日に処分しましょう。

それともうひとつ、紙ヤスリを切ったりする時、はさみなど使いがちですが紙ヤスリは鉱物などで出来ていますはさみやカッターなどで直接切ってしまうと刃物の方が悪くなったりしてしまう可能性があります。
折ってから手で切れば綺麗に切れますので手で切るようにしましょう。

最後の仕上げ

満足いく具合にまでやすりを掛けられたらよく
水を絞った雑巾で表面を綺麗にふき取りましょう
粉が付いたままで塗装してしまうとその粉が塗装を含みぶつぶつな感じになってしまいます。
ほんの少し掛けただけでも絶対に綺麗にふき取ってください。せっかくヤスリをかけて表面を綺麗にしたのにもったいないです。

ヤスリ掛けは塗装の色が入りやすいようにと言う意味でもとても重要です。どれだけ綺麗にヤスリをかけられたかが綺麗に塗装する上での一番重要なポイントと言っても過言ではありません。

忍耐でやすりをかけてしっかり粉を取り除いてから塗装に臨みましょう!!



さて、次回はいよいよ塗装です。
ちなみに今制作中の机の塗装はやっと終わりました。
あとは組み立てるだけ。組立は夫にバトンタッチってことできちんと組みあがったらまた記事にします。




第一回準備編へ
http://d.hatena.ne.jp/imanchu/20100827

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