本当の意味でのタスクの細分化
ひっさびさのPoICですね。ほぞぼそとPoICもやってます。かなり細々ですが。
最近はきちんと実行に移すためにはどうすればいいか、ということで頭を悩ませています。
能率手帳・テンミニッツ・日記・スナップパッド・情報カードが、現在の私の書き物オールスターズです。
能率手帳は記録と気付きのメモ。10年連用日記で長期の振り返り。テンミニッツで仕事の予定立てと記録。スナップパッドでメモやらタスク書き出しやらマインドマップやら。残しておきたい気付きを情報カードに。
一見複雑ですが自分の中でのルールは結構シンプル。この辺はまたゆっくり書きます。
いろんな自己啓発書やビジネス書で、「タスクを実行するコツは、細分化すること」と書かれています。
自己啓発書大好き女としては、いつもうなずきながら読んでいたんですが、だからといって、手が止まってしまった作業を、ストレスなく、滞りなく、こうさらーっとやってしまえるレベルに持っていくには、なんとも無理だと。
いつもね、タスクを書いて、「小さく小さく。実行にストレスを感じないレベルまで」と思いながらやるんですが、そうやってもうまくいかない…
めんどくさいことはめんどくさいし、どんなに小さくして実行できても、すぐまた動けなくなるっていう繰り返しで…
で、いろいろ本を読んだり手帳を振り返りながらで気付いたことが、「タスクを細分化というのは、手順を見通すこと」だということでした。
簡単な家事とかなら、最初から大体の手順がわかっているので細分化しやすいし、小さくしたタスクを始めたら流れるように体が動いてくれます。
例えば食器洗いとか。洗濯とか。
では、ちょっと難易度の高い「うずたかく積まれた、収納場所も決まっていない洋服を散らかりにくい配置で収納するには?」なんてのならどうか。
これを細分化しようとすると、
・畳む
・分類する
・分類したものをどこに置くか決める
・棚につめる
なんて感じになりますが、おそらくこれを指針にして作業したら確実に止まります。
だって畳むにも入れるスペースによって畳み方を変えないと入らないし、同じ大きさの引き出ししかないならいいですが。
分類するにも、スペースの問題というものがあって、分類してもどのスペースに入れるかで入りきるかどうかで分類の意味がなくなる場合もあります。
どこに置くか決めるにしても、何がどれだけあるかわかっていないと決められません。
で、この場合、何が正解かというと、「なんとなくの大きな分類で棚に詰めまくる」がまず最初でしょう。そして何をどう置くのが効率的な配置なのか試行錯誤すること。
そして、その結果を受けて、何をどこに収めるか、改めて分類を書き出すこと。
ここでやっとちゃんとした細分化ができます。
的確な地図があれば簡単に進めます。でも、ないものをどうやって作るか。
問題は地図を作る試行錯誤の実行をふっとばして地図を作った気になっていること。
そう、これが私だったんですよね。
実行した結果の地図作りをせず、なんとなく頭で考えただけの地図で最後まで押し切ろうとする。途中で新しく地図を作ることも、かたくなにしない。
臨機応変にタスクを書き変えることができないんですよね。
そもそも、初めてやるような見通しの立てにくい難しいタスクで、最初から最後までを細分化しようとすることが間違いなんですよね。
やったこともないことの手順を最初から作れるはずがないのに想像で作っちゃうっていう悪い癖。
やって段取りを見つけるということが、私の中からすっぽり抜けていたようです。
ってことで、最近変えようとしているのが、タスクのリスト化思考から抜け出すこと。
最後まで見通すことをやめること。
こんな感じで、段取りを考えるためのタスクを実行すること。
手順やステップを自分の中できちんと明確にすることが大事ということですね。
生活の中で手順の見通せないタスクのいかに多いことか。
この例にした洋服の片付けなら、次はほぼ同じ段取りができます。
でもこれが小説なら?絵画なら?作曲なら?なにか作品を作るなら毎回違う段取りが必要です。それをどう向き合うか。
あー難しい。でも、小さな家事から趣味から仕事まで。いろんなタスクを確実にちゃんと、「当たり前のように集中できる」そんな人間になりたいです。
で、やりたいことを全部やる。
家事も、仕事も、趣味も。ぜーんぶ。丁寧に。
全部に情熱を傾けられるそんな人生を送りたい。
苦しいな。難しいな。でも、なんか少しコツがつかめてきた気がする!
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