家計がヤバイ人のための90日プログラム

ここ何日かかけて下書きを繰り返し温めていた記事です。いきましょー!
まず、結論から言いますと、横山式90日プログラムをやれということです。
なので今回の記事は書評であり、本を読んで私が実際にこの本を試した感想といった感じなのでその方法がすべてここに書かれているわけではありません。
なのでこの方法を試すためには本が必要です。是非興味が出たら読んでみてください。


実際に試した期間は、去年の2011年10月から、2012年9月の現在まで続いています。今後も続ける予定です。
貯金ゼロからのスタートで家計管理の基盤を作り、毎月の貯金ができるようになりました。

それでは、今回はその横山式90日プログラムがどんなものなのか紹介したいと思います。


■横山式90日プログラムとは■

横山光昭さんの著書「貯金生活宣言」の中にあるプログラムです。このプログラム用に別に専用の家計簿も売られていたりします。
まずは簡単に概要を書きます。

【概要】
・目標を立てる。90日でいくら貯めたいか。
・その使い道を具体的にする。何のために貯めたいのか。
・現金で生活する。クレジットカードを使わない。
・消、浪、投の基準で家計簿を付ける。90日間。
・お金、家計について勉強したり工夫する癖を付ける。

このような感じでとてもシンプルなやり方です。
変わっているのは消・浪・投のつけ方ですね。単純に支払ったあらゆるものに消費なのか浪費なのか投資なのか価値を付けていくというだけです。
そしてそのバランスを自分で把握するというやり方です。



■90日プログラムの利点■

1.項目分けが消浪投のみなので単純なので続けやすい
2.漠然と貯めるのではなく目標を決めてやるので挫折しにくい
3.たった3ヶ月なんだから頑張ろうと思える
4.3ヶ月達成出来ればそのデータができ、今後に生かせられる
5.普段の買い物に消浪投が意識され、自然と節制できる
6.3ヶ月達成できればその後も続きやすい


このような利点があります。要するにとりあえず3ヶ月!ってことです。
以前読んだ本30日習慣でもありましたが、習慣を続けるには、日々のハードルを下げることがとても有効です。この方法ではハードルを下げ、目標を明確にし、3ヶ月蓄積することで家計基盤を作ることができます。
三日坊主で終わらせないとても良い仕組みになっています。


■実際にやってみよう■
それでは実際どういうものを使って進めていくのかご紹介しましょう。

【必要なもの】
・貯金生活宣言

ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-04-15

これは図書館で借りてもも充分です。始める前にも始めてからもじっくり読みましょう。
・90日間つけるノート
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-07-07

私はこの90日プログラム用に市販されているものを買いました。本は図書館で借りましたが、これくらい投資しないとwww
このノートにもある程度の説明が書かれているのでこれだけでもいけないことはないですが、本の方には家計に関する考え方がたくさんあるので理解を深めてから取りかかった方がずっと継続力はあがると思います。



中はこんな感じです。個人情報は隠しました。
すんごい適当につけていたのできったなくてすいませんw
もちろん、自作でもOKです。本の中でもそうかかれています。私はただただ面倒だったのでw



■始める時期■

もちろんいつから始めてもいいんですが、1年間で最も適した時期があります。
それは、10月です。
10月に始めると良いことは2点。
・3ヶ月経過した後が1月
1月というのは出費が多く一番家計簿を付けるのが難しい月です。あげるお年玉をどこに計上するのか?お正月のプチ旅行費は?福袋は?
たいていの家計簿は1月始まりが多いですが、こんなイベント盛りだくさんの月から始めればイレギュラーが多すぎてうまく運べるはずがないのです。
なので、まずレギュラーを学ぶ為にこの90日プログラムで1月までの3ヶ月をがっつり勉強してしまえば、1月に備えられるわけです。

・3ヶ月の間にじっくり1月から始める家計簿を吟味できる
90日プログラムはただ基礎を作るためのものです。それが終わったらどうするのか。
一番重要なのは3ヶ月という期間、家計簿を付けきれたという事実です。3ヶ月頑張れればそれはもう習慣になっているはずです。そこから1年間の家計簿に延ばしても多少のことでは揺らがないスキルやコツが身についているはずです。
そうでなかったとしても、自分が1年に延ばしてやっていけるかどうかの指針くらい立てられているはずです。
自作という手もありますが、あんまり自作はお勧めできません。使い始めるときに完璧に出来上がっているくらいじゃないと自作して使うのは難しいかもしれません。もし、自作したいなら1年ものの家計簿を数冊使いきれるようなってからが好ましいですね。
3ヶ月家計簿を付けていたら間違いなくあれこれとどんな家計簿が良いか欲求がでてきます。
真ん中がパタンと開くヤツが良いとか、食費・日用品など項目分けもしたいだとか。
そういうものが重要な自分オリジナルの使い勝手となるわけです。3ヶ月家計簿をつけただけで家計簿選びは全く違ったものになるんです。
10月くらいには市販の家計簿が出回り始めます。プログラムを始めて家計に向き合っている合間にじっくり選びましょう。きっと失敗しにくい家計簿が選べるはずです。


以上2つの点から10月に始めることをお勧めしたいです。



■私の方法■
実際に今つけている方法とは少し違いますが、90日間で工夫していた方法を書きます。

・貯金分は先に別口座に取り分ける
・収入から固定費、光熱費などと貯金分を差し引いた金額だけを手元でやりくりする
・更にそれを31日で割り、週ごと予算を切りの良いところでまとめ、袋に分ける
・財布には1週分しか入れない
・どんなことがあっても毎週をマイナスにしない意気込みでやる


こんな感じで3ヶ月乗り切りました。
どうしてもマイナスが出たりすることも出てきたりするのでそれをどうするか工夫していったりしましたが、それはまた別記事でかきます。
そういう工夫を凝らすことが基盤を作ることで、自分にしっくりくるやり方を確立するにはその試行錯誤が必要です。
3ヶ月じっくり取り組んでみましょう。


重要なのは3ヶ月の自分の家計のデータをとることと家計に向き合うこと。
3ヶ月みっちりお金に向き合えばきっと自分のやりやすい家計管理の方法が見つかるはずです。
それがこの横山式90日プログラムなのです。


さて、こんな感じで横山式90日プログラムの紹介は良しましょう。
次は3ヶ月頑張って出てきた工夫や試行錯誤の内容を詳しく紹介しましょう。
いまんちゅ家の家計の基盤が出来るまでですね。
どういう試行錯誤があって、現在どのような形に家計簿がおさまっているのか、そんな記事にできればいいかなと思っています。

結構この記事を書くにも時間がかかったので次回はまた遅くなりそうですが、せめてこの記事を読んで90日始めた人が参考に出来るよう12月くらいまでにはUPしたいですね。


明日から少し長めのお休みです。更新再開は19日(水)です。
ちょっと遠出なので、結婚式にかこつけて軽く観光してきます。



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